米のファーウェイ排除、「中国で愛国感情が拡散」と韓国紙、「貿易戦争の歌が人気」と英メディア

配信日時:2019年5月25日(土) 5時30分
米のファーウェイ排除、「中国で愛国感情が拡散」と韓国紙
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米中貿易戦争で米国が中国の通信機器大手・ファーウェイを排除する動きを強める中、韓国・ハンギョレ新聞は「中国で愛国感情が拡散」と伝えた。英BBCも「貿易戦争」というタイトルの歌が中国で人気を集めている、と報じた。写真は南京のファーウェイ店。
米中貿易戦争で米国が中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)を排除する動きを強める中、韓国・ハンギョレ新聞は「中国で愛国感情が拡散し、反米ムードが沸き上がっている」と伝えた。英BBCも米国を非難する「貿易戦争」というタイトルの歌が中国で人気を集めている、と報じた。

ハンギョレ新聞は北京特派員発で「米国の政府と企業による取引制限措置に、中国ではファーウェイのスマートフォンに乗り換えようという愛国主義の波が起こっている」と報道。中国版ツイッター・微博で1893万人のフォロワーを持つ胡錫進・環球時報編集長が「ファーウェイ携帯電話に替えた。iPhoneを9年使ったし、アップル不買運動をしようというわけでもない。米国政府に不当な弾圧を受けるファーウェイを支持する行列に参加しようとするだけ」と書き込むと賛同するコメントが多く集まった、と説明した。

さらに、「官営メディアも反米感情を刺激している」と指摘。「中国中央放送(CCTV)の映画専門チャンネルは16日、アジア映画週間の開幕式の生中継の代わりに『視聴者たちの要請』を理由に朝鮮戦争を扱った映画『英雄的息子と娘』を放映した。その後も毎晩のゴールデンタイムに朝鮮戦争で米軍と戦った中国軍の活躍を扱った映画を上映した」と紹介した。視聴者からは「私たちは米国を恐れない。過去にもそうしたし、今もそうだ」などの声が寄せられたという。

同紙は「中国の習近平国家主席は20日、貿易交渉代表の劉鶴副首相を連れて、貿易戦争再発後、初の地方視察に出た。新華社通信は習主席が江西省の於都の大長征出発記念碑に献花したとし、数枚の写真と共に報道した」とも言及。「中国の指導部が貿易戦争の長期化に備えて決意を新たにしているのではないかとの解釈を生む場面だ」との見方を示した。

一方、BBCが取り上げた「貿易戦争」は、日中戦争中のゲリラ戦を描いた有名な抗日プロパガンダ映画「地道戦」の曲に反米歌詞を加えた。微信に17日に投稿されて以来、10万人以上が再生したとされる。

歌詞には「貿易戦争、貿易戦争、とんでもない挑戦など怖くない」「太平洋をまたいで貿易戦争が起きている、一帯一路は一部になった」「加害者が戦いたいなら、震え上がらせてやる」といった言葉が並ぶ。歌に合わせたビデオ映像も製作され、拳を炎に突き上げる画像や北京の美しい風景の写真が組み込まれている。

作詞者の趙良田氏は米メディアに「映画『地道戦』を選んだのは、中国が現在直面しているのと似たような状況を思い起こさせるからだ」と強調。「貿易戦争が起こって以来、何かしなくてはならないと思った」と話したという。(編集/日向)
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  • ato***** | (2019/05/25 18:06)

    >加害者が戦いたいなら、震え上がらせてやる 元は日中戦争(第二次世界大戦)の歌だから、加害者=日本軍であろう。戦争で自国の国民が犠牲になることなどまるで考えていない歌詞である。中国人は『日本人は中国人に酷いことをした』と言うが、本当に酷いことをしたのは中国政府ではないのか。日本は原子爆弾で10万人の死者が出たとき無条件降伏を決めたが、中国政府は自称〈死者3500万人〉でも戦いをやめなかったのだ。きっと国民の生命より、国土と権力が大事だったのであろう。
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