ボストン同時爆弾テロ、オバマ大統領緊急声明「首謀者・実行犯に相応の処罰を」―中国メディア

Record China    2013年4月16日(火) 11時58分

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15日午後2時50分ごろ(現地時間)、米マサチューセッツ州ボストンで開催中のボストン・マラソン会場で連続して爆発事件が発生した。オバマ大統領が緊急声明を発表している。写真はボストン。

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2013年4月15日午後2時50分ごろ(現地時間、日本は16日早朝)、米マサチューセッツ州ボストンで開催中のボストン・マラソン会場で連続して爆発事件が発生した。中国・環球時報もこれを伝えた。

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2万4000人超のランナーが参加していたボストン・マラソンのゴール付近で事件は発生した。1回目の爆発からわずか10秒ほどをおいて、50〜100メートルほど離れた場所で2回目の爆発が発生。同日夜(現地時間)までに、死者は3人、負傷者は130人あまり、うち17人が重体と伝えられている。マラソンには日本人も参加していたが、在ボストン日本総領事館によると、現段階では日本人の死傷者は確認されていない。会場には数十万人の観戦者がいたと見られ、負傷者のほとんどは観戦者だったと考えられている。

爆発は人為的なものと見られ、関連当局はこれをテロ行為であるとの見解を示している。ボストン市警は同日、「テロとの関連を調査中」とし、ホワイトハウス当局者も「複数の爆発物によるテロ行為」と明言している。

事故当時、大会はまだ終わっておらず、現場には白煙が立ち込め、地面が鮮血が染まり、一帯は混乱に包まれた。事件からおよそ1時間後、現地当局は3個目の爆破装置を発見、これを解除した。その後さらに、事件を引き起こしたと考えられる合計3個の爆破装置を確認した。

米・CBS放送によると、事故からおよそ3時間後、オバマ大統領は緊急声明を発表。事件の首謀者・実行犯や動機は現段階では不明だが、これを明らかにし、相当の処罰を与えると発言した。しかし、その発言内容は慎重を期したものであり、事件がテロ行為によるものとは明言していない。また、犠牲者への哀悼の意を示すとともに、国内の安全対策を強化したことにも言及した。(翻訳・編集/愛玉)

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