「三蔵法師」眠る寺が解体危機、「悟空」が保護訴える―中国

配信日時:2013年4月14日(日) 18時30分
「三蔵法師」眠る寺が解体危機、「悟空」が保護訴える―中国
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11日、玄奘三蔵の遺骨を保存する五層の舎利塔がある陝西省西安市の興教寺が解体されるというニュースが中国で物議を醸している。
2013年4月11日、西遊記に「三蔵」の名で登場する中国・唐代(618−907年)の訳経僧・玄奘三蔵。その玄奘三蔵の遺骨を保存する五層の舎利塔がある陝西省西安市の興教寺(こうきょうじ)が解体されるというニュースが中国で物議を醸している。中国ドラマ「西遊記」の孫悟空役で知られる六小齢童さん(芸名)は中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」で、「とても重要な問題。役者の1人として、中国宗教局など関連の機構や指導者が表立って調整に取り組むことを切に願っている」と訴えている。中国青年報が伝えた。

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法相宗(仏教の宗派の1つ)の始祖である玄奘三蔵の遺骨を葬るために669年に建てられた興教寺には、玄奘三蔵の弟子・窺基や円測の舎利塔もある。同寺の関係者は取材に対して、「玄奘三蔵や法相宗は仏教界、しいては世界文化でも重要な位置を占めているため、同寺は歴代の官僚も重視し、保護に努めてきた」と指摘している。

■六小齢童に「悟空!出番だ!」の声

同寺の解体危機のニュースは社会の著名人の注目をも集めている。六小齢童さんはミニブログで、「同寺が解体の危機に遭っている。現地政府は『シルクロードを世界遺産として登録するために必要な措置』とし、同寺を観光スポットにするためのプロジェクトを実施すると弁明している。友人の寛池法師も寺の住職として阻止に務めたが無理だった。ネットユーザーのみんなが私に注目するよう呼び掛けている。とても重要な問題。役者の1人として、中国宗教局など関連の機構や指導者が表立って調整に取り組むことを切に願っている」と訴えた。

六小齢童さんのミニブログはすぐにネットユーザーの注目を集め、1万3000回以上転送。支持する声や「悟空!師匠が待っておられるぞ」「兄貴の出番だ!」など、2600件以上のコメントが寄せられている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)
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