Record China 2019年5月18日(土) 19時40分
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北京市通州区が17日夕方、雹(写真)に見舞われた。突然の暴風雨の中で降り始めた雹は次第に大きくなり、鶏卵大のものも観測された。
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北京市通州区が17日夕方、雹(ひょう)に見舞われた。突然の暴風雨の中で降り始めた雹は次第に大きくなり、鶏卵大のものも観測された。中国新聞社などの中国メディアが2019年5月17日付で報じた。
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北京市気象台は同日午後6時5分に、雷発生の「イエロー警報」を出した。同市通州区気象台は午後6時40分付で、「暴雨イエロー警報」を出した。
各報道を総合すると、雹が降り出したのは午後6時20分ごろだった。4回に分けて降り、そのたびに大きくなった。雷と暴風は夜間まで続いた。
記事は直接触れていないが、アジア大陸部である程度の降水がある場所では、日本などに比べて大きな雹が発生しやすい。雹は落下しつつあった氷の粒が上昇気流で再び噴き上げられることで、互いに付着して大きく成長するからだ。激しい上昇気流が発生しやすい大陸部では、雹も大きく成長する場合が比較的多いことになる。
雹は農作物にも大きな被害をもたらすが、屋外での放牧という伝統的な暮らしをする遊牧民にとっては、さらに深刻な被害をもたらす場合がある。避難のための固定式建物や大木がないために、主要な財産(家畜)だけでなく、けが人や場合によっては死者が出る場合もあるからだ。(翻訳・編集/如月隼人)
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