約120万人が大気汚染が原因で寿命を縮める=特に子どもと老人に悪影響―中国

Record China    2013年4月10日(水) 17時34分

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7日、米ハフィントンポストは記事「懸念される中国児童の健康」を掲載した。PM2.5などの大気汚染は子どもと老人への影響が大きいとみられている。写真は9日、天安門広場。

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2013年4月7日、米ハフィントンポストは記事「懸念される中国児童の健康」を掲載した。9日、環球時報が伝えた。

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米健康影響研究所(HEI)によると、2010年に中国では約120万人が大気汚染が原因で亡くなっている。屋外大気中の粒子状物質(PM)が、食事、高血圧、喫煙に続く寿命を縮める要素となっている。

気になるのはこの大気汚染が子どもと老人にどのような影響を与えるかだ。子どもの肺は発育段階であり、また呼吸器の防御系統も未成熟。さらに屋外で活動する時間も長いとあって影響が大きい。また老人も体が弱っているため影響を受けやすいという。

大気、水、土壌……中国のさまざまな環境問題はすでに危機状態に達している。中国市民も次第に環境問題を意識するするようになり、政府に行動を起こすよう呼びかけている。また中国の官僚も「経済成長がすべてに優先する」という意識を変え始めている。彼ら官僚もまた汚染の被害者なのだから。官僚たちも自分たちの子ども、自分たちの両親への影響を不安に思っている。(翻訳・編集/KT)

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