<鳥インフル>日本にも緊張ムード=タミフルの在庫は世界最高水準―日本華字紙

Record China    2013年4月10日(水) 13時0分

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8日、日本華字紙・中文導報は記事「中国の鳥インフルエンザ拡散、日本国内も緊張ムードへ」を掲載した。写真は4月7日、長沙市。家禽市場の消毒とサンプル検査。7日からしばらくの間、同市場は閉鎖される。

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2013年4月8日、日本華字紙・中文導報は記事「中国の鳥インフルエンザ拡散、日本国内も緊張ムードへ」を掲載した。

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中国のH7N9型鳥インフルエンザの感染者数増加に伴い、日本国内も次第に緊張ムードに包まれている。業績への影響を懸念しているのは旅行業界。阪急交通社は上海市を訪れる観光客に鳥類との接触を避け、手洗いとうがいを徹底するよう注意している。ある旅行会社経営者は尖閣問題、PM2.5問題に続き、鳥インフルエンザが打撃になると嘆いている。

また日本各地の検疫所は「無防備に動物に近寄らないでください」「手洗い、うがいを徹底してください」とのポスターを掲示している。また防護服、マスク、体温計の在庫を確認し、空港での大規模な検疫実施に備えているという。

厚生労働省によると、現在、日本のタミフル在庫量は6722万人分。政府目標の5700万人分を大きく上回っている。慶応大学医学部の菅谷憲夫客員教授は「日本のタミフル在庫量は世界最高水準で、たとえH7N9型鳥インフルエンザが流行したとしても、ミスさえなければ重症患者は増えることはないだろう」と話している。(翻訳・編集/KT)

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