金正恩第1書記の留学先、スイスが北朝鮮と関係各国との調停役を申し出る―スイスメディア

Record China    2013年4月10日(水) 10時42分

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7日、スイス外務省の報道官が、韓国と北朝鮮の同意があれば、スイス政府は調停を行う意思があると発表した。スイス政府はすでに北朝鮮側と接触しているが、現在のところ交渉の計画の有無は明らかになっていない。資料写真。

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2013年4月7日、スイス外務省の報道官が、韓国と北朝鮮の同意があれば、スイス政府は調停を行う意思があると発表した。スイス政府はすでに北朝鮮側と接触しているが、現在のところ交渉の計画の有無は明らかになっていない。スイス通信の報道を北京晨報が伝えた。

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スイス外務省の報道官は「スイスは朝鮮半島情勢の緊張緩和に向けた手助けをしたい。当事者側にその考えがあれば、会談を取り持つことを含め、解決の後押しをする用意がある」と述べた。

金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は、かつて偽名を使ってスイスに留学していたことがあり、北朝鮮にとって受け入れやすい調停者となりうるとみられる。

中立国として知られるスイスは、政治的・軍事的衝突の際に調停者として登場することが多く、過去7年ではスーダンやコロンビア、スリランカ、ウガンダ、ネパールなどの国で、計15回にわたって調停役を担っている。

2003年に北朝鮮と韓国の軍事境界線を訪れたこともある、スイスのミシュリン・カルミ・レイ元外相は、スイス紙・ゾンタークスツァイトゥングの取材に対し、「北朝鮮にとって、地位が極めて重要。米国による承認と安全の保証を求めている」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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