シーメンス、ドイツ以外で初のAI研究室を北京に開設―中国メディア

人民網日本語版    2019年5月20日(月) 0時20分

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シーメンスは、ドイツ国外で初となるAI研究室を北京に開設することが明らかになった。

「2019年シーメンス中国革新サミット」が成都で15日に開催された。同会議において、シーメンスは、ドイツ国外で初となるAI研究室を北京に開設することが明らかになった。中国新聞網が伝えた。

シーメンスは、AI分野での中国市場への資金投入をますます強化しており、同社のドイツ国外で初めてのAI研究室を北京に開設する。これは、シーメンスがアジア太平洋地域に初めて設立する、クリエーティブで斬新的なアイデアを育て、ソリューションプランの実施を推進するための工業AIセンターともなる。

シーメンスは今回のサミットで、清華大学との協力を展開することを発表した。双方は、エネルギーインターネット技術とその応用分野をめぐる共同研究を行う予定で、具体的には、科学研究・革新モデル・人材育成・知識交流・地域生態圏建設などさまざまな領域をカバーする。

このほか、シーメンスと成都市政府が共同で創設したシーメンス・スマート製造成都革新センターおよびシーメンス工業ソフトウェア・グローバル研究開発センターも正式に開業し、現地企業にデジタル化ソリューションプランを提供していく。

統計データによると、2018年9月末の時点で、シーメンスは中国国内に21カ所の研究開発センター、5000人を超える研究開発・プロジェクト担当者、約1万3千件の有効な特許および特許出願を擁している。同社はこの10年間で、中国国内90カ所以上の大学・科学研究機関と共同で、750項目以上の研究開発プロジェクトに取り組んできた。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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