中国の孔鉉佑外務次官「日中はグローバル経済の『スクリュー』となる必要がある」―中国メディア

人民網日本語版    2019年5月17日(金) 9時0分

拡大

孔鉉佑外交副部長(外務次官)は10日、日本メディアの共同インタビューに応じ、日中関係、二国間交流・協力、朝鮮半島情勢などについて質問に答えた。

(1 / 3 枚)

中国の孔鉉佑(コン・シュエンヨウ)外交副部長(外務次官)は10日、日本メディアの共同インタビューに応じ、日中関係、二国間交流・協力、朝鮮半島情勢などについて質問に答えた。

その他の写真

【記者】日中経済協力の重点分野は何か。「一帯一路」建設への日本の参加に、中国は何を期待するか。世界経済の安定的発展を維持するため、G20各国はどのような役割を果すべきか。世界経済における日中の役割をどう見るか。世界貿易機関(WTO)改革などの問題で両国が協力を行うことについて、中国側にはどのような考えがあるか。

【孔氏】日中の経済・貿易関係は最も緊密で、最も十分相互補完的で、最も際立って互恵的な二国間経済関係の1つだ。双方はさらにアプローチを革新し、潜在力を掘り起こし、第三国市場、財政・金融、科学技術革新など重点分野で協力を強化して、日中間の実務協力の質的向上と高度化につなげることができる。

先月、自民党二階俊博幹事長が安倍首相の特使として中国を訪れ、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席した。習近平国家主席は二階幹事長一行と会見した。日本側がこれを契機に、より積極的かつ明確な姿勢で「一帯一路」共同建設に参加し、互恵・ウィンウィンと共同繁栄を実現することを希望する。

日中両国は世界経済安定の「錨」となると同時に、グローバル経済の「スクリュー」となる必要がある。われわれは自由貿易を積極的に提唱し、多国間主義を共に守り、開放型世界経済の建設推進に多くの貢献をする必要がある。二国間の実務協力を深化し、引き続き地域協力プロセスを後押しし、さらに活力のあるアジアの大市場を建設し、グローバル経済の発展に自信を与え、原動力を増やす必要がある。

中国側はWTOに対して必要な改革を行い、開放型世界経済を構築することを一貫して支持している。同時に、開発の問題を一層重視し、途上国の正当な利益を守り、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」をしっかりと実行に移す必要がある。日中双方はこれについて政策調整を強化できる。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携