江原研究主幹は、「今後、アジアの行方が世界の発展と繁栄にますます大きく関わってくると私は考えている。東洋の智慧と西洋の論理の融合で、新たなグローバルガバナンスの構築、そして、アジアが深くかかわる人類運命共同体の構築に期待している」とした上で、今回のアジア文明対話大会については、「習近平国家主席が2014年5月の上海亜信峰会(アジア相互協力信頼醸成措置会議)と2015年11月のボアオ・アジアフォーラムでその開催を提起している。また『一帯一路(the Belt and Road)』イニシアティブとほぼ同時期に提起しており、両者には多くの共通点があると感じている。習主席は今回のアジア文明対話大会の開催にあたり、『アジアの様々な文明間の交流と相互参考、長所を取り入れて、短所を補い、共同シンポを促進すべき』と指摘しているが、この点は一帯一路イニシアティブの目指す『協力ウィンウィン』に通じている。また、アジア運命共同体や人類運命共同体の建設のためのプラットフォームとなっていることなど共通点は少なくない」との見解を述べた。
この記事のコメントを見る