「これが韓国の現実…」元「BIGBANG」V.Iの逮捕状棄却に被害者らが怒り

Record China    2019年5月15日(水) 14時20分

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15日、韓国・イーデイリーによると、買春や売春あっせん、ソウル江南の有名クラブ「バーニングサン」の資金を横領した疑いなどが持たれている元「BIGBANG」のV.Iに対する逮捕状請求が14日に棄却された。写真はV.I。

2019年5月15日、韓国・イーデイリーによると、買春や売春あっせん、ソウル江南の有名クラブ「バーニングサン」の資金を横領した疑いなどが持たれている元「BIGBANG」のV.I(スンリ)に対する逮捕状請求が14日に棄却された。

韓国で「スンリゲート」「バーニングサンゲート」などと呼ばれているこの事件は、昨年11月に起きた暴行事件がきっかけとなった。今年1月に暴行事件に関連してバーニングサン内の薬物まん延、性暴行、警察との癒着疑惑などが浮上した。2月にはV.Iの性接待疑惑が持ち上がり、その後も横領や買春など次々に疑惑が出て大きなスキャンダルとなっている。

記事によると、ソウル地裁はV.Iの逮捕状棄却の理由について「主要容疑である横領については争う余地があり、残りの疑惑についても証拠隠滅の恐れなど拘束事由が認められない」と説明した。

これを受け、「バーニングサンゲート」の導火線となった暴行事件の被害者キム・サンギョさんはインスタグラムに、「棄却」のハッシュタグを付けて「これが大韓民国の現実だ。国がなくなったようだ」との感想をつづった。また文章と共に掲載した画像には「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれていたという。

これを見た韓国のネットユーザーからも不満の声が相次いでおり、「やっぱり金の力はすごい」「韓国の法は本当に腐ってしまった」「国がここまで深刻だとは思わなかった」「今回の決定に全国民が怒りを感じている。金持ちは罪を犯しても牢屋に入らない。これを見て育った子どもたちは、罪を犯してでも金持ちになろうとするだろう」「試験の問題用紙を流出さても懲役7年を受ける国なのに、スンリは棄却?どういうこと?」「これにより、スンリのバックには大統領府があるということが証明された」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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