まず最近の中国経済は安定さの中で好転し、中長期的な潜在力は相当なものがある。最近の状況については多言を要しない。第1四半期の経済データのうち、経済の規模と構造を示すデータはいずれも安定さの中で好転し、経済成長率、雇用、物価、国際収支などの主要指標は合理的な範囲を保ち、新原動力が成長の新たな注目点になりつつある。中長期的には、中国の発展は引き続いて、また長期にわたって重要な戦略的チャンスの時期を迎えるとみられる。「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの共同建設、北京市、天津市、河北省の協同発展戦略から、長江経済ベルト戦略、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)の建設などまで、中国は行動につながるチャンスを発展の現実としてきた。中国経済の発展周期はすでに40年間続き、約9%の平均成長率を達成しており、改革開放の道に沿って歩み続け、今後も続いていくとみられる。
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