鳥インフルエンザ感染、上海市民に警戒感=パニックは起きず―中国メディア

Record China    2013年4月5日(金) 10時38分

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4日、中国で拡大する鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)感染で、4人が死亡した上海市では市民の間に警戒感が強まっている。写真は同ウイルスの検査器具。

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2013年4月4日、新華国際網によると、中国で拡大する鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)感染で、4人が死亡した上海市では市民の間に警戒感が強まっている。また、韓国は空港検疫を強化し、ベトナムは中国からの家禽輸入を中止するなど周辺国にも波紋が広がっている。

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上海市の市場を訪れた買い物客の話題は、鳥インフルエンザでもちきり。「何もかも食べられない。人生に何の意味があるんだ」と嘆く声も聞かれたが、多くの人々は落ち着いた様子。「鳥肉や豚肉を食べるのを控えよう」「火を通せばいいのだから、何を恐れる必要があるんだ」などの意見が飛び交っていた。

また、上海市内の中・小規模薬局では、マスクの売れ行きは通常通り。ある薬局は「ここ数日で爆発的に売れたようなことはない」と話した。街頭では中国人の習慣である“痰吐き”もいつもと変わらず見られたが、デパートなど多くの人が集まる施設は警戒を強化。売り場入り口に消毒用アルコールを設置するなどしていた。一方、鳥肉料理で有名なレストランは「売り上げはいつも通り」と話している。(翻訳・編集/AA)

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