蛇頭を壊滅せよ！密出入国者2万人を摘発―吉林省

2007年4月6日、吉林省公安国境警備総隊は、ここ数年の同省内における不法越境取締り強化で、大きな成果を挙げることができたと発表した。

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吉林省は、1300kmを超える長く複雑な国境線を有しており、北朝鮮とロシアの二カ国と接している。そのため以前から多くの不法越境者が、同省を越境ルートに選んで利用してきた。しかし、2002年3月から、吉林省国境警備総隊は国境近辺での犯罪行為の摘発と、国境の安全と安定を強化するため、不法越境に対しさらに厳しい取締りを実施してきたのである。

その結果、2007年3月末までのこの5年間で、摘発された不法越境2175件で、蛇頭（スネークヘッド）の一味183名、不法越境の手引きをした者397名、不法越境者2万名以上を逮捕、隠れ家230か所以上を摘発したと発表している。（翻訳/編集本郷智子）