2013年4月2日、香港の俳優レスリー・チャン（張国栄）の生前の活動を振り返る回顧展「芸術．電影．張国栄」が、香港中央図書館で開幕した。文匯報が伝えた。

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2003年4月1日、香港の高級ホテルから投身自殺し、46年の短い生涯を終えたレスリー・チャン。逝去からちょうど10年目を迎えた今月は、香港各地で記念セレモニーや展示会が行われている。

2日、香港中央図書館で回顧展「芸術．電影．張国栄」が開幕した。これは、彼の俳優としての足跡を振り返るもの。レスリーの代表作となる「さらば、わが愛/覇王別姫」「欲望の翼」「べにおしろい」「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」「ブエノスアイレス」など7本の映画をピックアップし、ブース毎に映画に登場する部屋などセットの一部を再現。さらに、撮影で使用した衣装や小道具、スチール写真を展示している。

会場で最も注目を集めるのが、著名カメラマンのエドワード・チョウによる監修で作られた、レスリーのフィギュアたち。それぞれの映画で、誰もが思い出すレスリーの姿を再現している。この追悼展には、レスリーと長年のパートナー関係にあったダフィー・トン（唐鶴徳）さんが、これまで未公開だったゆかりの品を提供。その中には、 日本映画批評家大賞で最優秀主演男優賞（海外作品）に選ばれた時のトロフィーも含まれている。（翻訳・編集/Mathilda）