中国本土2人死亡の鳥インフルH7N9型、香港と台湾が検疫を強化、上海市も監視体制を強める―SP華字紙

Record China    2013年4月3日(水) 7時21分

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2日、中国で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の人への感染が確認され、香港、台湾、そして中国本土で検疫、監視体制が強化されている。資料写真。

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2013年4月2日、中国で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の人への感染が確認され、香港の衛生署衛生防護センターは、医師に最新の情報を提供し、感染が疑われるケースの報告を求めると発表した。同センターは中国の衛生当局との緊密な連携を継続、WHOによる最新の通達に備える。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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香港の食物環境衛生署食物安全センターの報道官は、「中国の関係部門と緊密な連携を取り、香港に食肉を供給する養鶏場、養豚場での異常の有無を監視し、必要時に適切な行動を取ることで住民の健康を保障する」とコメントした。

台湾疾管局はすでに空港や港湾での検疫の強化している。発熱、家禽類との接触があり、10日以内に中国に滞在した渡航者については、感染の可能性が排除されるまで医療機関で隔離し経過観察する。

中国の国家衛生・計画生育委員会によると、上海市と安徽省でH7N9型への感染を3例確認、2人が死亡し1人が危篤状態にある。H7N9型の人への感染は世界初となった。

上海・東方網によると、上海市の衛生部門は呼吸器感染症の監視体制を強化すると発表した。市の衛生局は、各医療機関にインフルエンザや原因不明の肺炎等の感染症に対する監視の強化を求め、感染が疑われる場合は速やかに報告し、サンプル採取、検査、救急治療を実施するよう求めている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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