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なぜ日本人はみんな潔癖なのか―中国メディア

配信日時:2019年5月12日(日) 6時40分
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2019年5月9日、中国メディアの界面新聞は、「なぜ日本人はみんな潔癖なのか」と題する記事を掲載した。

まず記事は、日本がいかに清潔であるかについて紹介。東京・羽田の工業地帯を例に挙げ、煙突から白い煙が出ているものの、青い空と海が広がっていると指摘した。また、日本ではごみの種類によって収集日が決まっており、普段はごみ収集所が非常に清潔で異臭もしないことも紹介している。

さらに、レストランのトイレはどこも清潔であることに言及し、多くのレストランがオープンキッチンを採用していることについては、「衛生に対する絶対の自信があるからできることだ」と分析。他にも、日本の多くの企業は「5S」を実践しており、工場が整然としていることや、オフィスの机も整頓するよう求められることなどを伝えている。

では、なぜ日本はここまで清潔なのだろうか。記事は、日本が全体的に清潔であるのは「地理的環境」が1つの要因だと分析。「海風の吹く海沿いの都市はどこもきれいなものだ」と論じた。

また、「日本では自動車の排気規制が厳格であることも関係している」と指摘。「世界の多くの国よりも厳しい基準を定めており、人々の環境意識が高く、公共交通機関を利用する人が多いことも、良い環境を保つことに寄与している」とした。

その上で記事は、日本人の清潔さに対するこだわりの歴史について分析。「明治維新のころ、日本はすでに清潔な道路を有しており、政府も国民に対して定期的に清掃するよう法律で求めていて、清潔な環境を推奨していた」と紹介した。

また、禅学者の鈴木大拙氏が、「日本人は古来より自然を尊重しており、きれい好きは日本人の伝統的な美徳である」と論じていたことを紹介。「この理由以外に、日本人のきれい好きという特質がどこから来たのかを説明することは難しい」としている。

一方で記事は、「戦後の経済発展に伴い環境が破壊され、多くの市民の抗議活動を引き起こした歴史もあった」と指摘。「その後、日本政府は環境の改善に着手し、法律法規や宣伝によって清潔な環境づくりをけん引した」と解説した。

最後に記事は、「日本の清潔な環境は1990年代以降から始まったという意見もある」と指摘。「だが、環境を重視し潔癖であることは日本人の伝統であり、90年代から真の意味で清潔になったとするならば、それは繁栄という洗礼を受けた後に、過去の美しく清潔な世界に戻っただけのことだと言える」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
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