500年前の失敗が中国の海洋大国の道を閉ざした=中国の新たな挑戦―オーストリア誌

Record China    2013年4月1日(月) 7時40分

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29日、オーストリア誌は記事「一艘の巨船がまもなくやってくる」を掲載した。500年前の失敗を中国は取り返し、海洋大国を目指そうとしていると指摘した。写真は2013年2月、大連港に停泊する中国初の空母、遼寧号。

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2013年3月29日、オーストリア誌は記事「一艘の巨船がまもなくやってくる」を掲載した。30日、環球時報が伝えた。

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明朝の鄭和は7回にわたる大航海を実施。その船団ははるばるアフリカにまで到達した。しかし500年前、中国は不可解な決定を下す。その船団を破棄することを決定したのだ。しかし今、中国はその誤りを正し、海洋大国の道を歩もうとしている。昨年、中国初の空母が誕生したが、今後数年でさらに数隻の空母が新造される予定だ。

海洋大国を目指す中国の動きは一貫したもの。04年には米国防総省は中国の「真珠の首飾り戦略」を指摘している。南シナ海からインド洋を抜けてペルシャ湾にいたるシーレーンを守ろうとする計画だが、パキスタンやギリシャなどに中国は港湾を確保するなど、計画を着々と進めている。

ただし中国政府にとって、鄭和は平和の象徴である。この偉大な航海家は植民地を作ることも、他国と衝突することもなかった。現在、中国政府も同様の政策を推進しており、アフリカ諸国との友好関係を発展させている。(翻訳・編集/KT)

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