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日中の科学技術は「国際協力」の時代へ―梶田隆章(東京大学宇宙線研究所所長・東京大学教授)

配信日時:2019年5月9日(木) 15時20分
<インタビュー>日中の科学技術は「国際協力」の時代へ―梶田隆章
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梶田教授は、素粒子の一種であるニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ振動をスーパーカミオカンデ(東京大学宇宙線研究所が運用する世界最大の宇宙素粒子観測装置)での測定で発見、従来の理論を超える考え方を示し、2015年にノーベル物理学賞を受賞した。
梶田教授は、素粒子の一種であるニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ振動をスーパーカミオカンデ(東京大学宇宙線研究所が運用する世界最大の宇宙素粒子観測装置)での測定で発見、従来の理論を超える考え方を示し、2015年にノーベル物理学賞を受賞した。日本の科学技術の現状とノーベル賞受賞の背景、さらに近年、莫大な開発費を投入している中国の科学技術政策についてご意見をお伺いした。(聞き手は人民日報海外版日本月刊編集長・蒋豊)

<小柴先生の教え>
――史上初めて超新星爆発からのニュートリノの観測に成功したことで、2002年にノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊先生は、梶田先生の恩師に当たられますが、小柴先生との思い出や若手研究者の人材育成についてお話しいただけますか。

梶田:大学院で小柴先生の研究室に入りました。小柴研究室は皆さん常に研究のことを考えているような感じでとても良い雰囲気でした。

私たちが大学院生のときに小柴先生が常々言っていたことは、「常に研究の卵を持て」ということでした。それは将来、研究者として自立するために、自分の研究テーマを幾つか持っていなさいということです。そういうふうに常に、研究者としての自分の将来を考えさせることを小柴先生は気にしていたように思います。

また、「研究費は絶対に無駄にしてはいけない。我々の研究は国民により支えられていることを忘れるな」とも言われました。つまり、カミオカンデ(1983年、岐阜県神岡鉱山地下1000mに完成した観測装置)のような大きな施設には国民の皆さんの税金を使わせていただいているのだから、それを無駄にしては申し訳ないということです。

<ノーベル賞受賞者を輩出するのは難しくなる>
――中国では、21世紀における日本人(米国籍者含む)のノーベル賞受賞者数が18人もいて、毎年1人のペースだということに注目が集まっています。なぜ日本ではこれほど多くの受賞者を輩出できるのでしょうか。
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