墜落した空自F-35Aのフライトレコーダーの一部発見、「中国製の船が大手柄」と中国メディア

Record China    2019年5月8日(水) 17時40分

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7日、環球時報は中国製の支援船「ファン・ゴッホ」が墜落した航空自衛隊のF-35Aのフライトレコーダーの一部の回収に成功したことを受け、「大手柄だ」と称賛した。資料写真。

中国・環球時報は7日、墜落した航空自衛隊のF-35A戦闘機のフライトレコーダーの一部の回収に成功したのが中国で製造された支援船「ファン・ゴッホ」だったことを受け、「中国製の船が大手柄」と称賛した。

発見されたのは、4月10日に青森県沖での墜落が報じられたF-35Aのフライトレコーダーの一部。レコーダーの状態は損傷が激しく、記録装置の部分はまだ見つかっていない。

記事によると、F-35A捜索に当たって先月29日から米国が派遣した深海活動支援船「ファン・ゴッホ」は、米軍がシンガポール企業のウルトラ・ディープ・ソリューションから借用中のもの。同社が保有する6隻の深海活動支援船はいずれも2015~18年にかけて中国国有系の招商局重工有限公司(深セン)が建造したという。記事は「今回米軍が派遣した『ファン・ゴッホ』も、18年にシンガポールの船主に受け渡されたものだ」と伝えた。

記事は、「日本側はこれまで航空機と潜水艦を動員して捜索に当たり、米国も支援のため強力な海中捜査能力を備えた船を派遣した」と紹介。フライトレコーダーの一部に加え、操縦室を覆うフードの破片も見つかっており、岩屋毅防衛相は「引き続き行方不明のパイロットと残りの機体の捜索を行うと同時に、事故の原因の究明に努める」と話した。(翻訳・編集/岩谷)

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