韓国、「自分たちの庭」大型液晶パネルで中国の猛追受ける―韓国メディア

Record China    2019年5月9日(木) 6時10分

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韓国紙・朝鮮日報系の朝鮮ビズ(ChosunBiz)は7日、「韓国は『自分たちの庭』と信じていた大型液晶パネルで中国に急追されている」と報じた。資料写真。

2019年5月8日、中国紙・環球時報は、韓国紙・朝鮮日報系の朝鮮ビズ(ChosunBiz)が7日、「韓国は『自分たちの庭』と信じていた大型液晶パネルで中国に急追されている」と報じたことを紹介した。

それによると、朝鮮ビズの記事はまず、「大型液晶パネルでも、中国が想像以上の速さで韓国を追撃していることが分かった」とし、「市場調査会社IHSマキトによると、今年1〜3月の60インチ以上の大型TVパネル市場におけるシェアは、韓国が45.1%で中国は33.9%だった。だが前年同期と比較すると中国が急追していることは明らかで、当時は韓国の54.8%に対し中国は3.6%にすぎなかった」と伝えた。

続いて、中国の京東方科技集団(BOE)がメーカー別の世界シェアでトップに立ったことについて、IHSマキトが「BOEが昨年3月から、世界最大規模で稼働を開始した第10.5世代のパネル生産ラインで12万枚を量産した結果だ」と分析していること、中国の深セン市華星光電技術(CSOT)も今年第1四半期から第10.5世代のパネル生産ラインを稼働させているほか、中電熊猫(CECパンダ)や彩虹光電(CHOT)も第8.6世代工場で本格的な量産に入り、中国製大型液晶パネルが市場に大量に投入されていることを伝えた。

そして、韓国DB投資証券やIHSマキトの研究員の話として、「65インチTV用パネルを例にとると、第10.5世代ラインでは一度に6枚のパネルを生産できるが、韓国メーカーが稼働している第8世代ラインで生産できるのは3枚でしかない」「韓国と中国のパネルサプライヤーがともに大型液晶パネル生産に集中していることから、競争はますます激しさを増し、価格下落も続く。韓国メーカーは、中国メーカーの価格プラス物量攻勢に太刀打ちできないだろう」などと伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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