戦闘機の翼にぶらさがっている筒状の物は一体何?―中国メディア

Record China    2019年5月8日(水) 0時20分

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5日、中国日報は、現代の戦闘機の翼に掛かっている円筒形の物体について解説する記事を掲載した。

2019年5月5日、中国日報は、現代の戦闘機の翼に掛かっている円筒形の物体について解説する記事を掲載した。

記事は、さまざまな作戦任務をこなす現代の戦闘機について、「長い距離を飛行する」「敵の脅威にさらされる中で、自らの電子戦システムにより自己防衛する必要がある」「正確な攻撃ナビゲーションシステムが必要である」という3つの共通する特徴があると紹介した。

一方で、「機動力やステルス性が重視される戦闘機は爆撃機や輸送機よりも機体が小さく、機体内に各種システムを埋め込めるスペースが限られているため、外に掛ける形で各種設備を搭載する必要がある」と説明。「戦闘機の翼や機体から下がっているように見える円筒形の物体には各種の装備が搭載されている」と伝えている。

まず、ごく一般的なものとして「サブ燃料タンク」を挙げた。「戦闘機内の燃料タンクは大きさに制約があるため、航続距離を増やすためにサブタンクを備えている」と紹介。「敵に遭遇した際には投棄して減量し、機動性を確保するというメリットもある」とした。

次に、突発的な防御任務時に活躍する電子戦設備を積んだゴンドラを紹介。「敵の空対空、地対空レーダーや通信システムの電波を妨害することで自らの生存能力を高める役割を果たす」と説明した。

さらに、地上の目標に突撃する際のナビゲーション用ゴンドラを搭載するケースもあるとし、「地形の追跡、赤外線暗視、目標照射といった機能を備えることで、低空、超低空の攻撃や防御能力、夜間の目標発見、攻撃能力の向上に寄与する」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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