大きな意味!中国製の自動運転バスが日本で初めて試運転―中国メディア

Record China    2019年5月7日(火) 17時10分

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6日、中国経済網は、中国製の無人バスの試運転が日本の中部国際空港で行われたと報じた。

2019年5月6日、中国経済網は、中国製の無人バスの試運転が日本の中部国際空港で行われたと報じた。

記事は、近ごろ中国の旅客用バスメーカー・安凱客車製の自動運転バスが中部国際空港で試運転を行う動画が公開され、注目を集めたと紹介。中国製の自動運転バスが日本を走るのは初めてであり、中国のバス製造業やは自動車業界にとって、大きな意味を持っていると伝えた。

そのうえで、日本では旅客の増加や空港スタッフの人手不足などの問題が生じており、国土交通省航空局が人工知能、自動化、ビックデータ、クラウドコンピューティングといった先端技術を運用した「航空革命」に乗り出したと説明。今回試運転が行われた自動運転バスは往復2キロを最高時速25キロで運転するもので、各種レーダーやカメラ、GPSアンテナを搭載して周辺環境を感知し、人工知能を通じて突発的な状況にリアルタイムで反応することができるとした。

そして、「実際の試運転ではバスが安定走行を見せただけでなく、交差点や信号を自動認識し、スムーズな加減速や方向転換などの操作を実現した」と紹介。「特に、運転中に前方を車両が横断した際には自動で減速して道を譲り、車両の通過後に再び前進するという動作を見せた」と伝えている。

記事は「日本は自動車工業の大国、強国であり、車両の技術レベルや細部の製造まで非常に要求が厳しい。その中で、安凱の自動運転バスが率先して日本に参入できたことは、その技術の先進性と製品の高い実力を十分に説明している」と評した。(翻訳・編集/川尻

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