フィリピンの南シナ海関連の仲裁文書、中国は「深刻な誤りがある」と拒絶―中国メディア

Record China    2013年3月27日(水) 13時21分

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26日、中国外交部の洪磊報道官は定例記者会見で、フィリピンが提出した仲裁関連の文書は事実面でも法律面でも深刻な誤りがあり、中国側がその受け入れを拒絶し、突き返したことを明らかにした。写真は定例記者会見。

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2013年3月26日、中国外交部(外務省)の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で、フィリピンが提出した仲裁関連の文書は「南シナ海における関係国の行動宣言」でのASEAN諸国と中国の共通認識に違反しているうえ、事実面でも法律面でも深刻な誤りがあり、さらに中国側に対する事実と異なる非難が多く含まれていることから、中国側がその受け入れを拒絶し、突き返したことを明らかにした。

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また「中国はフィリピンが約束を恪守(かくしゅ)し、問題の複雑化や拡大を招くいかなる行動も取らず、2国間の交渉による係争解決という正しい軌道に戻ってくることを希望する」と述べた。一方、フィリピン・デイリー・インクワイアラー紙ウェブサイトは同日、南シナ海をめぐるフィリピンと中国の係争を仲裁するグループのメンバーとして国際海洋法裁判所が裁判官1人をまた任命したことをフィリピン外務省が今月25日に確認したと伝えた。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/内山

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