金門島訪れた中国からの客が過去最高に、「違法持ち込み」に台湾では「生物化学戦争だ!」の声も

Record China    2019年5月7日(火) 8時0分

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中国でメーデー連休が始まった1日、中華民国(台湾)が実効支配する金門島には大陸から訪れた客が過去最多の9023人に達した。ただし、禁止されている豚肉や同加工品を持ち込もうとして、入境を認められなかった人がいた。

中国でメーデー連休が始まった1日、中華民国(台湾)が実効支配する金門島には中国から訪れた人が1日当たり過去最高の延べ9023人に達した。ただし、禁止されている豚肉や同加工品を持ち込もうとして、通関を認められなかった人がいた。台湾メディアの中央通訊社が1日付で伝えた。

金門島は福建省泉州市の沖合い数キロメートルの位置にある。中国と台湾本島の往来の解禁である三通(通商、通航、通郵)に先駆けて、中国との往来の「小三通」が実現した地でもある。

中央通訊社によると、金門当局は1日の中国客の受け入れ数について、2001年1月の「小三通」開始以来最多の延べ9023人だったことを明らかにした。

問題も発生した。午前9時44分着の船便で中国から到着した男女2人の荷物をX線で検査したところ、中に農畜産品らしいものがある影が確認できた。2人は否認したが、荷物検査を行ったところ、200グラムのハムがあった。

中国でアフリカ豚コレラが流行し、深刻な被害が発生していることがあり、台湾は禁止している豚肉および豚肉加工品の持ち込み阻止に力を入れている。発覚した場合には、所有権の放棄はもちろん、20万台湾ドル(約72万円)の罰金を支払わねばならない。

男女2人は、20万台湾ドルを支払う能力がないとしたので、午後11時発の便に乗せて中国に戻されたという。台湾の権益責任者によると、「小三通」が始まって以来、肉製品を持ち込もうとして発覚し、罰金が支払えないために入境が認められなかったのは3例目という。

中国でアフリカ豚コレラがまん延していることがあり、台湾では中国人による豚肉や加工品の持ち込みに強い関心が寄せられている。台湾への持ち込みだけでなく、日本に持ち込もうとして阻止された例も報道されている。台湾では、食肉加工品だけでなく、持ち込みが禁止されている野菜や果物類を持ち込もうとする事例も後を絶たないという。

検疫場所で所有権が放棄された食品類は、設置させられた「込み箱」に捨てられ台湾当局の関係者が処理、処分する。これまで報道された記事について「スーパーだと思ったら、税関だったのか」「生物化学兵器だと疑う合理的な理由がある」「宣戦布告なしの生物化学戦争だな」などの書き込みが多く寄せられたこともある。(翻訳・編集/如月隼人

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