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26日、南シナ海・パラセル諸島海域で漁を行っていたベトナム船籍の漁船が中国の護衛艦に発砲されたことについて、中国外交部が事実と認め、その正当性を主張した。写真は中国の報道。
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2013年3月26日、南シナ海・パラセル諸島海域で漁を行っていたベトナム船籍の漁船が中国の護衛艦に発砲されたことについて、中国外交部が事実と認め、その正当性を主張した。中国国営・新華社の報道。
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パラセル諸島(中国名・西沙群島)は中国が実効支配を続けているが、ベトナムと台湾も領有権を主張している。この海域で今月20日、ベトナム船籍の漁船が中国海軍南海艦隊所属の大型半潜水艦護衛艦「万寧」の追跡を受け、最終的には警告射撃を受けた。その際、信号弾が着弾し、船の一部が炎上したという。
ベトナム外務省は25日、事件について「領土主権への深刻なる侵害」と強い抗議を表明し、その賠償を求める声明を発表した。翌26日、これに言及した中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は、中国の護衛艦による発砲の事実を認め、「中国側のとった行動は必然であり正当なものである。また、事件当時、ベトナム漁船にはいかなる損傷も与えていないというのが事実である。ベトナム側にはこうした違法活動を止めるよう求める」と反発している。(翻訳・編集/愛玉)
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