中国のロシア最新鋭機購入、日米同盟強化をけん制か―米華字メディア

Record China    2013年3月26日(火) 21時52分

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25日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、中国がロシアから最新鋭戦闘機「スホイ35」の24機購入を決めたことについて、「日米同盟強化をにらみ、ロシアのプーチン大統領が中国の習近平国家主席を支援する姿勢を示した証拠だ」と伝えた。資料写真。

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2013年3月25日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、中国がロシアから最新鋭戦闘機「スホイ35」の24機購入を決めたことについて、「日米同盟強化をにらみ、ロシアのプーチン大統領が中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席を支援する姿勢を示した証拠だ」と伝えた。

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ロシアを先週訪問した習主席は、プーチン大統領との会談で軍の連携緊密化を確認した。これを受けて24日、中国当局はスホイ35のほかラーダ級潜水艦4隻の購入を発表。中国がロシアから重要軍装備を購入するのは十数年ぶりとなる。関係者の間には習主席が訪露中、「購入価格について協議したのではないか」との憶測が拡大している。アナリストの1人は「今回の訪露で軍関係強化を確認したことは、中国の軍事水準、戦略の現実を考慮し、日米に対して明確なシグナルを送る狙いがある」と分析する。

今回の購入決定に向け、中露双方は価格について議論を重ねたとみられる。アナリストの1人は「中国はロシアのエンジン関連の先進技術、ラーダ級潜水艦関連の技術を欲しがっている。まずは試験的に導入し、いきなり大規模な購入契約を結ぶのは避けたのでは」とみている。(翻訳・編集/AA)

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