米国による禁止令下におけるファーウェイの現状とは?―中国メディア

Record China    2019年5月29日(水) 15時0分

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27日、環球網は、中国中央テレビによるファーウェイ創始者の任正非CEOに対するインタビューについて紹介する記事を掲載した。写真はファーウェイ。

2019年5月27日、環球網は、中国中央テレビによる華為技術(ファーウェイ)創始者の任正非(レン・ジョンフェイ)CEOに対するインタビューについて紹介する記事を掲載した。

記事によると、今回のインタビューで任氏は、基礎研究と基礎教育について多くを語ったという。任氏は、ファーウェイが米国による禁止措置を受けたことから悪化し続ける貿易摩擦に至るまで、実質的には科学技術の実力比べであり、根本的な問題は教育レベルにあるとの見方を示した。

外部から、今がファーウェイの生死がかかった重要な時と見なされていることについて任氏は、「私たちが死ぬとは思っていない。私たちはすでに2万枚の金メダルを作ったが、その表面には『不死のファーウェイ』と刻まれている。われわれは、どんな問題を取り除くことができ、どんな問題を強化する必要があるか整理すべきだと考えている。勝利は必ずわれわれのものになる」と語った。

任氏はさらに、「米国は、今でも大砲を幾つか準備すれば国を脅せる時代だと思っているようだが、それは誤りだ。わが家の1人を捕まえればわれわれを滅ぼせると思っていることも誤った判断だ。私は、20~30年後に農村に多くの博士や修士がいるようになり、国のためにイノベーション分野で奮闘し、国の前途と運命を勝ち取るようになることこそ、真の未来だと思っている」との見方を示した。

米中貿易摩擦が激しさを増していることが、娘の孟晚舟(モン・ワンジョウ)氏のカナダでの裁判に影響を与えるのではないかと心配の声があるが、任氏は、「娘は軟禁状態にあるが、彼女は楽観視している。今は5、6種類の学問を独学で学んでいるところだ。とても充実していて、『獄中博士』になる準備をしている」と語った。(翻訳・編集/山中)

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