台湾ドラマで主役級の俳優不足、世代交代で脇役からの昇格や新人の抜擢も―台湾

Record China    2013年3月26日(火) 17時51分

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25日、主演俳優不足が叫ばれる台湾ドラマ界で、脇役からの昇格や新人の抜擢など、大幅な世代交代が注目されている。写真はニック・チョウ。

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2013年3月25日、主演俳優不足が叫ばれる台湾ドラマ界で、脇役からの昇格や新人の抜擢など、大幅な世代交代が注目されている。聯合報が伝えた。

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台湾のアイドルドラマ界では、これまでの人気俳優が次々に映画界へ転向していくことで、深刻な“主役不足”状態に。そこで注目されるのが、脇役からの昇格組や新人の大抜擢だ。

マイケル・チャン(張[員力]傑)は、2003年のドラマ「麻辣高校生」以来、ずっと脇役を演じてきた。だが、台湾で今月に放送スタートしたドラマ「美味的想念」では、苦節10年目にして初の主役抜擢。もともとカップラーメンしか作れないという彼は、鉄板焼レストランの料理長を演じるため、調理の特訓にも根を上げず取り組んだ。主役級俳優への定着に意欲を見せている。

ジェイソン・ツォウ(鄒承恩)は、大ヒットドラマ「ブラック&ホワイト」などに出演。20代後半にしてサラリーマンから俳優へ転身した変わり種だ。デビュー5年目にして、5月より放送スタートのドラマ「愛情ATM」で初めて主役の座をつかんだ。

歌手のニック・チョウ(周湯豪)は、著名タレントを母に持つ2世。昨年に放送された「マジで君に恋してる」がドラマデビュー作だが、主演のラン・ジェンロン(藍正龍)を食うほどの人気ぶりだった。来月にクランクインする「真愛配方」では、2作目にして早くも主役に抜擢されている。

数々のドラマを生んできたテレビ局・民視(FTV)の関係者も、「新人にはいいチャンスになるし、そろそろ世代交代の時期」と話している。(翻訳・編集/Mathilda

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