アルミ業界の質の高い発展、中国内外の専門家が山東省で議論

山東省浜州市で開催された第1回世界ハイレベルアルミ業サミットフォーラムは28日午前、中国内外のアルミ業界の代表、専門家・学者、ビジネスエリートが700人以上集結した。

同サミットはアルミ業界の発展の今後を研究・判断し、「世界のアルミバレー」の建設を推進する浜州の脈をとり、中国アルミ業界の高品質発展を推進する。

山東省の王書堅常務副省長はサミットフォーラムにおける挨拶の中で、「浜州は世界ハイレベルアルミ業拠点を建設するという目標を率先して掲げ、新旧原動力転換を加速し、質の高い発展を推進する良いリーダーシップと模範的な力を発揮した」と述べた。

中国国務院発展研究センターの馬建堂副センター長は席上、浜州が近代的な産業拠点の建設を通じ、アルミ産業チェーンを延長し、バリューチェーンの延長構築に取り組み、イノベーションチェーンを充実させることを願った。また中国のアルミの都、世界のアルミバレーが現実になることへの確信を示した。

浜州市党委員会の佘春明書記は「アルミ産業は動力転換の戦略的チャンス期、最も重要な時期を迎えている。浜州は3−5年の間に、アルミ産業のバリューチェーンを新たな段階に押し上げる」と述べた。

アルミ業は山東省が比較優位にある産業だ。十数年の急成長を経て、浜州のアルミ産業は生産能力の規模、製品の種類、技術・装備品、産業チェーンなどの各方面で、中国ひいては世界の業界の先頭集団を走っている。（編集YF）