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新天皇即位、日本にとっての意味とは―中国メディア

配信日時:2019年5月1日(水) 6時30分
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2019年4月30日、環球時報は、同日に現天皇が退位して、5月1日に新天皇が即位し、日本は正式に令和時代が始まることについて、「生前退位」と「令和時代」の日本にとっての意味について分析した。

まず記事は、天皇が日本社会へ与える影響は戦後小さくなっていると指摘し、現代における皇室の影響力について考察した。記事によると、「国民の政治に対する関心が薄くなっている中で、天皇や皇室は多少なりとも日本社会の話題をリードする要素となっている」という。多元化が進む日本では、日本社会全体が関心を向ける話題が少なくなっているが、今回の生前退位と令和時代の始まりは、日本社会に与える影響という面では戦後の数少ない出来事の一つだと論じた。

さらに、「皇室による祭事や外交、慰問」の影響力についても記事は指摘。特に「皇室外交」は、国際親善に役立っており、外交を滑らかにする作用となっているほか、災害時の慰問は「国を救う最高の管理機構」となり、日米安保同様、日本民族が生存していくのに不可欠であると分析した。

では、令和時代の始まりは日本社会にどんな影響を与えるのだろうか。記事は、「令和という言葉が日本社会の現状と将来の方向性を示している」と分析した。「令」には秩序という意味があり、「和」は平和を意味すると記事は紹介。「日本社会は少子高齢化や長期にわたる経済不振、および100年に1度の大きな局面の変化に面して、一種の政治的な判断と戦略的選択」で令和が選ばれたのだろうと論じた。

また、「生前退位が与える影響はさらなる観察が必要」と記事は分析。今回の生前退位は「特例」であり、「皇室典範」は変わっておらず、皇室制度改革の第一歩となって、女性宮家の創設や女性天皇誕生の可能性についての議論が起こる可能性を指摘している。

さらに「日本経済への影響」も考えられると記事は紹介。過去を見ると、皇室に関わる良いニュースは日本経済に良い影響を与えているが、今回の新天皇即位で日本経済が良い影響を受けるかどうかは、いましばらく観察する必要があると論じた。(翻訳・編集/山中)
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立石信雄
2019年4月7日 6時40分
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