卒業して得られるはずの資格が得られない…通っていたのは「ニセ大学」だった―中国メディア

配信日時:2019年5月3日(金) 8時50分
卒業して得られるはずの資格が得られない…通っていたのはニセ大学
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29日、騰訊網は、江蘇省南京市の大学で入学前の案内で取得できるとしていた卒業資格が「ニセモノ」であることが発覚し、物議を醸していることを報じた。資料写真。
2019年4月29日、騰訊網は、江蘇省南京市の大学で入学前の案内で取得できるとしていた卒業資格が「ニセモノ」であることが発覚し、物議を醸していることを報じた。

記事は、ここ数日同市にある大学による学籍や専攻の変更をめぐって議論を呼んでいると紹介。この学校に通っていた学生の話として「入学前に受け取った合格通知書には『看護専攻』と書かれていたにもかかわらず、学籍を調べてみると『家政専攻』に勝手に変えられているのに気付いた」と伝えた。

また、学生募集要綱に「5年制の看護大学専科卒業証書が受け取れる」と明記されていたにもかかわらず、今月23日に学校から「この試験に通らなければ大学専科の卒業証書は与えらえず、中等専科の卒業証書となる」という試験開催通知が出されたとしている。

そのうえで、この学校の看護専攻では2017年にも虚偽の学生募集に関するトラブルがあり、「合格通知書や学生証にははっきり『看護』と書かれており、必修カリキュラムも看護に関連した内容だったのに、卒業間近になり『看護専攻などもともと存在しなかった』ということを知らされる」という事態が生じていたと説明した。

南京市人力资源和社会保障局は29日、微博の公式アカウント上で「この学校は当局の同意、登録を経ないまま、『看護大学専科卒業証書、看護師資格証、就職先の割り当てあり』など事実と異なる宣伝を行っていたが、その実態は家政サービス専攻の学生の募集だった」と通知した。

記事は「ニセ大学」「ニセ卒業証書」の横行はこの学校だけに限った話ではないとし、昨年の大学入試願書提出期間を前に、人民日報が全国の「ニセ大学」392校を紹介するリストを掲載したことを紹介。これらの大学は、改名した大学の旧名を使用したり、既存大学のウェブサイトを模倣した案内サイトを作るなどさまざまな手口を使って、大学入学志望者をだましていると伝えた。(翻訳・編集/川尻
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