トラック運転手、費用浮かせようと河川敷で駐車=寝ている間に大雨で増水、車は水没―湖南省

配信日時:2019年4月30日(火) 0時20分
トラック運転手、費用浮かせようと河川敷で駐車してたら増水して孤立
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湖南省株洲市攸県で、トラックによる運送業を営む業者が、駐車代や宿泊費を浮かそうとして河川敷に駐車して中で寝ていたところ、大雨で川が増水。業者は孤立した。
湖南省株洲市攸県で、トラックによる運送業を営む業者が、駐車代や宿泊費を浮かそうとして河川敷に駐車して中で寝ていたところ、大雨で川が増水。業者は救助されたがトラックは水没した。新華社が27日付で伝えた。

企業でも個人業者でも、利益を増やそうと思えばコスト削減に努力せねばならない。●(トウ、●は「登」におおざと)さんは、自分で運転するトラックを使って運送業を営んでいる。湖南省株洲市攸県で河川敷から泥を運び出す仕事を請け負ったが、何日も続く仕事で、現場近くで寝泊しなくてはならず、駐車費用と宿泊費用を浮かせたかった。

作業は、暗くなるころまで続く。トウさんは24日、トラック運転手が利用する宿泊施設に向かう仲間と分かれて、トラックを運転して河川敷に向った。もう何日も同じようにして、費用を節約していた。「よい工夫だ」と思っていた。河川敷は涼しくて、寝心地もよかったという。

昼間の仕事で疲れ果て、トウさんはすぐに熟睡した。しばらくして雨が降り始めた。雨足はだんだん強まる。雨粒がトラックを激しくたたいた。しかしトウさんは目をさまさなかった。

川はみるみる増水した。トウさんが停車した場所は乾いた地面の場所だったが、水が流れてきた。最初は、地面をはう細い水の流れがトラックのタイヤの一番下を、少しだけ濡らした。しかし水はどんどん増えた。水位は上昇した。トラックのタイヤはじりじりと、上の方まで水に浸されていった。

「午前1時すぎだったでしょうかねえ」とトウさんは言う。「ドーン!」という大きな音がした。雷だった。トウさんはようやく目をさました。その時になって、トラックの周囲はすでに濁流になっていることが分かった。もう逃げられない。

その時、宿泊施設で寝ていたトウさんの仲間も、雷鳴でたたき起こされた。大雨だった。仲間らはトウさんのことを思い出した。こんな気象の時に河川敷にいたのでは危険ではないのか。トウさんとの携帯電話が通じた。状況が分かった。仲間らはすぐに、河川敷に向かった。

トウさんは自力で脱出しようとした。しかし濁流はすでにタイヤの上まで来ていた。とても無理だった。駆けつけた仲間も、どうすることもできんし。午前4時ごろになって、ようやくだれかが言った。「警察に連絡しよう」。

通報を受けた警察は、車両2両に警察官ら8人を乗せて出動させた。水面はすでに、運転台の窓の所まで来ていた。トウさんは、パニック状態になっていたという。トウさんのトラックは電気系統が水に浸って照明が使えなくなっていた。警察官はトウさんにライトを当てながら携帯電話を通じて、とにかくトラックの屋根に上るよう指示した。そして、電話で会話を続けることでトウさんの気持ちを静めた。

消防が連絡を受けたのは午前4時22分だった。ただちに6人を出動させた。命綱や救命胴衣、浮き輪なども現場に運んだ。命綱を着けた消防士がトウさんへの接近を試みた。繰り返し試みたが、うまくいかない。

そのうち、付近の住民が集まり始めた。聞いてみると、川の状況を熟知していて、泳ぎが得意だと言う人が何人かいた。そこで、彼らに頼むことにした。万が一のことがあってはならないので、救命胴衣を身に着けてもらった。そして、上流まで歩いていき、そこからトウさんのトラックを目指して泳いでもらうことにした。

何度か試して、やっと成功した。トラックと岸を結ぶ命綱を取り付けた。トウさんには、運んだ救命胴衣を着用させ、浮き輪も渡した。こうして25日午前7時53分、トウさんが濁流の中に取り残されたと気付いてから約8時間後に、救出に成功した。(翻訳・編集/如月隼人
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