2019年4月27日、米華字メディアの多維新聞は、「インドメディアによると、米国の約200社が生産拠点を中国からインドへ移転することに意欲を示している」とし、「その主な原因は米中関係の見通しが不明確なことにある」と報じた。

これは米国・インド戦略協力フォーラム（USISPF）のムケシュ・アーギ（Mukesh Aghi）主席がこのほど、インドのPTI通信とのインタビューで語ったもの。

PTI通信によると、同氏は「これらの米国企業はインドへの投資方法に関してわれわれと連絡を取っている」とした上で、「米中関係がますます不確実性を増す中、米国の対インド投資は大幅に増加している。18年の1年間だけで、われわれの会員企業による対インド投資額は500億ドル（約5兆5700億円）に達している」と述べたという。（翻訳・編集/柳川）