濃霧頻発で空気の質に注目、空気清浄機は効果ある?―中国メディア

Record China    2013年3月24日(日) 9時20分

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22日、今年に入ってから中国で濃霧がたびたび発生しており、空気の質に注目する人が増え、空気清浄機が爆発的に売れている。

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2013年3月22日、今年に入ってから中国で濃霧がたびたび発生しており、空気の質に注目する人が増え、空気清浄機が爆発的に売れている。市場をながめると、空気清浄機の価格には大きな開きがあるが、効果の程を見極めるのは難しい。空気清浄機は空気の質改善に有効なのだろうか。値段が高いほど効果も高いのだろうか。人民日報が伝えた。

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PM2.5を除去できる?

北京林業大学環境科学・工程学院の倫小秀(ルン・シャオシウ)先生は次のように説明する。

空気清浄機の国家基準は2011年に公布された「空気清浄機環境保護認証規則」で、製品の浄化性能や除菌性能について検査上の要求を打ち出している。だがこの規則には、微小粒子状物質(PM2.5)に関する規定がなく、空気清浄機の業界基準や専門の認証はいまだに設けられていない。

▽高いほど効果あり?

同「規則」の起草者の一人である国家室内環境・室内環保産品質量監督検験中心の宋広生(ソン・グアンション)主任は、「実際のところ基本的な機能を備えた空気清浄機であればほとんどの人の空気浄化ニーズに応えることができる。価格の高い製品が多いのは付加機能が主な原因だ」と話す。

▽空気清浄機の選択・使用のコツ

(1)自分のニーズに見合った製品を選ぶこと。塵埃汚染が深刻なら、静電気で濾過・吸着するタイプの除塵効果が高い製品がいい。印刷・コピー店に置くならオゾン除去作用に優れた製品が最も適切だ。

(2)国や国際機関の認証を取得した製品を購入すること。国の部門の認証や国際機関の認証を取得した製品は、ブランドの知名度や評判が高いことが多い。製品の性能と品質が保証されているだけでなく、アフターサービスの面でも信頼が置ける。

(3)清浄能力、騒音値、効率、体積、外観などの要因を考慮すること。部屋の面積や造りに釣り合った製品を選ばなければならない。

(4)濾過カートリッジや濾過材料の交換を怠らないこと。静電気吸着タイプなら濾過フィルターはいつも洗って清潔にしておかなければならない。

(5)使用時にはできるだけ壁や家具から離して設置すること。人にあまり近づけてはいけない。

(6)タイプ別に注意点を確認すること。静電気吸着タイプの製品は内部が高圧になるため、購入時には検査合格証明書があるかどうかを必ず確認する。マイナスイオンタイプの製品は一定量のオゾンが発生するので、オゾンの濃度に注意し、アレルギー体質の人は慎重に選ばなければならない。光触媒タイプは使用時に光が当たるようにしなければならない。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/TF)

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