人民網日本語版 2019年4月26日(金) 16時0分
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世界卓球選手権の「日中対決」初戦は「出るからには金メダルを3つ取って帰ってきたい」と胸を高鳴らせていた伊藤美誠と中国のホープ・孫穎莎(スン・インシャー)の対決だったが、試合は4対1で孫の圧勝だった。
人々の期待を集める世界卓球選手権の「日中対決」が24日に幕を開けた。日中対決の初戦は、「出るからには金メダルを3つ取って帰ってきたい」と胸を高鳴らせていた伊藤美誠と中国のホープ・孫穎莎(スン・インシャー)の対決だったが、試合は4対1で孫の圧勝だった。試合は終始、孫のペースで進み、試合後伊藤は目を真っ赤にして悔しさをにじませていた。成都商報が伝えた。
伊藤と孫は二人とも2000年以降生まれの若い選手。しかし、孫は世界選手権初出場であるのに対して、伊藤は経験豊富な選手だ。伊藤は昨年の各世界大会で大躍進を遂げ、スウェーデンOPでは丁寧(ディン・ニン)、劉詩●(リウ・シーウェン、●は雨かんむりに文)に連勝して勝ち上がると、決勝では世界ランク1位の朱雨玲(ジュウ・ユーリン)を下して優勝。中国の最大のライバルとなった。
その後、伊藤はいろんな場で「中国に勝ちたい」と口にするようになった。今回の世界選手権では女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスにエントリーし、「中国に勝って金メダルを3つ取って帰ってきたい」と胸を高鳴らせていた。
しかし、孫に4対1で破れ、第5セットに至っては2ポイントしか取れなかった。終始相手のペースで進んだ試合中、伊藤は何度も眉間にしわをよせ、試合後は目を真っ赤にしていた。
孫はここ数年頭角を現し始めている若手で、王曼●(ワン・マンユー、●は日の下に立)らと同じく中国のホープだ。そんな孫はここ2年ほどは代表チームで主に平野美宇の戦い方を模倣することで、日本人選手の戦術を研究し尽くしてきた。
世界選手権の女子シングルスで、日本は中国に24年間にわたり勝つことができないでいる。前回の勝利は1995年の天津大会で、佐藤利香が張凌(ジャン・リン)を下した。張凌とは、現在日本で活躍している張本智和の母親だ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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