空母「遼寧」改造、写真でみる多くの変更―中国

人民網日本語版    2019年4月25日(木) 20時20分

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中国人民解放軍海軍は23日、創設70周年記念日を迎えた。

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中国人民解放軍海軍は23日、創設70周年記念日を迎えた。同日午後、中国海軍は青島沖で「中国海軍創設70周年祝賀観艦式」を実施した。中国側は空母「遼寧」、新型原子力潜水艦、新型駆逐艦などが参加した。中国中央テレビが伝えた。

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中国初の空母「遼寧」は2018年8月から年次計画に従い通常の修理保全と改造を行ってきた。今回の改造による変更点について、記者が乗艦して取材した。

今回の改造は主として、前期の運行と訓練の過程で見つかった、課題を抱える装備の改良であり、航空支援システム、動力システム、電力システム、生活支援システムなどに新たな変更が加えられた。

■甲板誘導線に変化

今回の改造において甲板上の誘導線に変化があった。例えば発艦甲板上の黄色い破線は黄色と白の交互する線に改められた。着艦区画の滑走路センターラインは白い破線から黄色と白の交互する線に改められた。アイランド上には「遼寧」の艦号「16」が新たに記された。いずれも大変明らかな変化だ。

■アレスティング・ワイヤーの材質を変更

着艦区画のアレスティング・ワイヤーの材質を緩衝力がより強く、使用寿命がより長いものに変更した。艦載機の着艦時にアレスティング・フックを使用できなかった場合に備え、新たな装置も設けられた。

■ネット状バリアーの支えを増加

支えをつなぐことで、ネット状バリアーが起き上がり、飛行甲板にセーフティネットが形成され、艦載機は緊急事態時にも着艦できる。

■電子防護能力を強化

アイランド各層に設置されたレーダーアンテナ。今回の改造でレーダーへの妨害に対する電子防護能力が著しく強化された。

■動力システムと電力システムを改良

飛行甲板から8層へ降りると「遼寧」の「心臓部」だ。エンジン・ボイラー室であり、動力システムの中核だ。今回、動力システムと電力システムに数10項目の改良を加え、両システムの運行の安定性と効率を極めて大きく高めた。(提供/人民網日本語版・編集NA)

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