米誌の「世界の偉大なリーダー50人」、中国人で唯一選ばれたのは…―米華字メディア

Record China    2019年4月25日(木) 8時20分

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24日、米華字メディア・多維新聞は、米ビジネス誌「フォーチュン」の2019年度「世界の偉大なリーダー50人」の結果を紹介した。

米華字メディア・多維新聞は24日、米ビジネス誌「フォーチュン」の2019年版の「世界の偉大なリーダー50人」の結果を紹介した。

記事によると、「世界の偉大なリーダー50人」は、1位がビル&メリンダ・ゲイツ財団の会長を共同で務めるビル・ゲイツ、メリンダ・ゲイツ夫妻、2位がニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相、3位が「ロシア疑惑」の調査責任者のロバート・モラー特別検察官となった。4位には、テンセントのCEOである馬化騰(ポニー・マー)氏が中国人で唯一ランクインした。

フォーチュン誌は、「活気のある中国の科学技術界において馬氏は他と比べると控えめな存在ではあるが、テンセントのインスタントメッセージモバイルアプリ、微信(WeChat)は10億人のユーザーを擁しており、彼の影響力は世界的であると言える」と評した。

記事は「ユーザーが通話アプリ1つで支払いからテイクアウトの注文、チケットの予約、ゲームまですべてをこなすことを可能にした微信はアプリプログラムのお手本であると言える。フェイスブックをはじめとする競合他社は、現在、その戦略を軌道修正し、微信の成功をまねしようとしている」と伝えた。

業界関係者は、「アリババがオンラインショッピングのサービスに注力しているのに対し、テンセントはここ数年で文化や娯楽領域まで広がりを見せており、特にテンセントが売り出したいくつかのゲームは大流行し市場シェアの大きな部分を占めた」と分析。「テンセントはプロのeスポーツ業界にも参入している。今後、中国が経済成長を果たし人々が豊かになれば、文化、娯楽領域のビジネスチャンスはより大きくなると考えられる。そうなればテンセントの将来のマーケットはアリババを超える可能性もある」と指摘している。

アリババグループの会長、馬雲ジャック・マー)氏は昨年の『世界の偉大なリーダー50人』に選ばれたが、今年は名前が挙がらなかった。(翻訳・編集/岩谷)

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