韓国人女性がドイツでのライブ配信中に人種差別被害、ネットで批判相次ぐ

Record China    2019年4月25日(木) 6時20分

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24日、韓国・国民日報によると、ドイツを旅行中の韓国人女性がライブ配信中に現地の男性から人種差別を受け、物議を醸している。写真はベルリン。

2019年4月24日、韓国・国民日報によると、ドイツを旅行中の韓国人女性がライブ配信中に現地の男性から人種差別を受け、物議を醸している。

記事によると、ベルリンを旅行中の韓国人女性は19日(以下、現地時間)、レストランで昼食を取っていたところ2人の白人男性に話しかけられた。男性らは「どこから来た?」などと質問した後、撮影中のカメラに向かい両手で目を細めるジェスチャーをした。これに対し、女性は「あなたの行動は人種差別主義的なもの。多くの人が今、あなたの行動を見ている。親切にしてほしい」と落ち着いて対応。これを聞いた男性らが席を離れると、女性はカメラに向かい「大丈夫。ただ彼らの考えが幼稚なだけ」と話した。

この様子はネット上でライブ配信され、韓国人だけでなくドイツ人からも「私の国で起こったことだなんて信じられない」「恐ろしくて恥ずかしい」など怒りの声が上がった。また、同映像は100万回を超える照会数を記録したという。

その後、女性はあるドイツメディアからインタビューを受けた。女性は「公開されたもの以外にも人種差別を受けたことがある」とし、「ある集団に追いかけ回され、何度もチンチャンチョンと叫ばれ、笑われた。とても大きな脅威を感じた。また別の日には、ベンチに座ってライブ配信をしていたところ、視聴者から早くその場を離れるよう促すメッセージが届いた。理由を尋ねると、近くにいた男性らが私を指さし、ドイツ語で『あの女と性的関係を持ちたい』と話していたそうだ」と告白したという。

それでも女性は「ドイツ人の多くはとても親切だ」として旅行を続けており、23日には、1人のドイツ人男性が近づいてきて「あなたのインタビューを見た。ドイツ人があなたに対して取った行動に謝罪したい。ドイツにようこそ」などと話す映像を公開したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも「正直、がっかり。ドイツにいいイメージを持っていたのに」「ひど過ぎる。これは明らかな人種差別だ」と怒りの声が上がっている。

一方で「よくあること。嫌なら行かなければいいだけ」との指摘や、「その男性を批判できない。韓国人は人種差別をしないと言えるか?」「韓国人も外国人に対する偏見が強い国。まずは自分らの行いを反省しよう」と主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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