スリランカ爆破事件、中国人の死者が5人に増加の可能性―海外進出に伴い事故・事件との遭遇も増加

Record China    2019年4月24日(水) 16時50分

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中国の程学源駐スリランカ大使は、同国で21日に発生した連続爆破事件で、中国人5人が死亡した可能性があると発表した。仕事あるいは観光のために海外を訪れたり長期滞在する中国人が増えるにつれ、事件や事故に遭遇するケースが増えている。

中国の程学源(チョン・シュエユエン)駐スリランカ大使は、同国最大の都市、コロンボとその近郊で21日に発生した連続爆破事件で、中国人5人が死亡した可能性があると表明した。大使館として24日付で発表した。

中国人死者数については、当初は2人とされていたが、その後に1人と修正されていた。程大使は、行方不明者が5人おり、うち4人が死亡していた可能性があると説明した。そのため、該当するとみられる家族と職場関係者をコロンボに呼び寄せ、最終確認を行うという。

また、行方不明者のうち残りの1人についても、最後まで連絡を取る努力を尽くすという。同事件による中国人の犠牲者は5人かそれ以上に達する可能性が出てきた。同事件による死者は24日の時点で、350人を超えたとされている。

仕事あるいは観光のために海外を訪れたり長期滞在する中国人が増えるにつれ、事件や事故に遭遇するケースが増えている。政変や戦争/内乱の勃発で、中国当局が陸・海・空のあらゆる経路を利用する避難手段を手配したり、海軍が軍艦を派遣することもある。

また、中国の現地公館がインターネットを利用するなどで、自国民に対して注意喚起を行うことも珍しくなくなった。安全情勢についての警戒呼びかけだけでなく、現地法令や習慣、マナーを順守するよう求めることも多い。(翻訳・編集/如月隼人

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