中国でクレジットカード保有者はとてもラッキーな人―米メディア

Record China    2019年4月24日(水) 6時50分

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23日、米ブルームバーグはこのほど、「中国でクレジットカード保有者はとてもラッキーな人だ」と報じている。資料写真。

2019年4月23日、中国紙・環球時報によると、米ブルームバーグはこのほど、「中国でクレジットカード保有者はとてもラッキーな人だ」と報じている。

それによると、ブルームバーグの記事はまず、「15歳以上の米国人の3分の2以上がクレジットカードを保有しているのに対し、中国ではその割合はたったの21%だ。中国人が買い物を好まないというわけではない」とし、スイスの銀行UBSグループが最近、中国人3100人を対象にオンラインで実施した調査によると、スマートフォンやエアコンなどへの消費を増やしたいと考えている人の割合が44%に上ったことを紹介。「彼らは財政的に無責任ではなく、多くの人は、自分の経済状況に応じて、翌年の平均ローン額が給与1カ月分を超えないように買い物をしている」とした。

そして、「多くの中国人がクレジットカードを使って商品を購入できないという現実は、不便であるというだけでなく、彼らの経済的安定性を低下させている。中国では、お金を持つ人と持たない人は、この薄いプラスチック製のカードで仕切られている。中国のクレジットカード保有者の平均年齢は34歳で、平均年収は11万元(約183万円)以上であり、これは中国の都市居住者の平均年収の3倍に相当する。彼らの82%は、北京、上海深セン広州という四大富裕都市に住んでいるとみられる」と伝えた。

記事はまた、「クレジットカードを持たない人にとっては、オンライン融資が選択肢の一つになる」とし、「『芝麻信用』と呼ばれる信用スコアが高い人は簡単に融資を受けられる。だがそうでない人、もしくはもっと多く借りたい人は、P2P(ピアツーピア)レンディングを利用することになる。オンライン融資の金利はクレジットカードよりもはるかに高く、中国では近年、『略奪的な』オンライン融資スキャンダルが頻繁に起きている。最近も『714高炮』と呼ばれる高金利融資を受けた女性の借金が、3カ月で70倍に膨れ上がったと報じられている」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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