撮影事故の顔面やけど跡も隠さず、俳優復帰ユー・ハオミンの勇気ある行動に称賛―中国

Record China    2013年3月21日(木) 11時45分

拡大

20日、大やけどの治療を経て2年ぶりに復帰した中国の俳優ユー・ハオミンが、チャリティーパーティーで復帰後初めてメディアの前に登場した。

(1 / 8 枚)

2013年3月20日、大やけどの治療を経て2年ぶりに復帰した中国の俳優ユー・ハオミン(兪●明、●はさんずいに景+頁)が、チャリティーパーティーで復帰後初めてメディアの前に登場した。騰訊娯楽網が伝えた。

その他の写真

ハオミンは2010年10月、上海市内でドラマ「我和春天有個約会」の撮影中、セットにしかけた火薬の爆発事故に巻き込まれた。体の約半分に深達性2〜3度の大やけどを負い、一時は生命の危険も報じられた。この事故では、台湾の人気ガールズユニットS.H.ESelinaも同様のやけどを負った。事故直後から逐一経過を伝える報道の多かったSelinaに対し、 ハオミンの場合は情報がほとんど伝わらず、そのまま引退するのでは?とも噂された。しかし昨夏に俳優復帰。その復帰現場は、彼を瀕死の重傷に追いやった問題のドラマで、彼の復帰とともに撮影を再開している。

20日、娯楽週刊誌大手・南都娯楽周刊が主催するチャリティーパーティーが行われ、これに出席した。活動再開後、メディアの前に登場するのはこれが初めてとなった。

移植した皮膚を安定させるため、全身ボディスーツを着用しており、首から下は完全防備。しかし、やけど跡の残る顔をカメラの前に完全にさらし、アゴや頬部分の痛々しい治療跡が見られた。思いがけず生々しい傷跡を目にして、報道陣も驚きを隠せなかったようだ。

事故をきっかけに、やけどで生活苦に陥った人を助けるため、「烙印天使基金会」を設立。この日のパーティーでは、組織委員会特別賞を授与されている。受賞にあたってハオミンは、「この先も長く苦しいと思うが、くじけずに頑張りたい」と、心情を語った。

顔が大きな売り物の人気アイドルが、顔面の傷跡をさらした今回の行動に、ネット上では彼の勇気を称える声が圧倒的。事故前には、可愛らしい顔だちとフレッシュな印象で「人民の弟」と呼ばれたハオミンだが、「男っぽくなった」「成長した」「ますます魅力的」と称賛の意見も聞かれている。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携