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中国の観艦式は力を見せつけているのか?専門家は「ダブルスタンダードで中国を見るのをやめるべき」―中国メディア

配信日時:2019年4月22日(月) 20時40分
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22日、環球時報は、中国の観艦式は中国の力を見せつけているわけではないとする専門家の見方を紹介する記事を掲載した。写真は中国海軍。

2019年4月22日、環球時報は、中国の観艦式は中国の力を見せつけているわけではないとする専門家の見方を紹介する記事を掲載した。

記事は、23日に行われる中国海軍創設70周年を記念する国際観艦式に参加するため、青島港には21日、外国から続々と艦艇が集まっていると紹介。「国際的な海軍活動によって、中国は平和維持と共同発展の固い決意を世界に対して示したいと考えている」と記事は伝えたが、ロイター通信が「観艦式を通して新たな軍艦を披露し、装備がますます良くなっていると、『軍事筋肉』を見せつけたいのだ」と報道したことも紹介した。

これに対し、軍事専門家の張軍社(ジャン・ジュンシェー)氏は、「これは、力を見せつけているのではない。他国は正常な心持ちで中国を見るべきで、ダブルスタンダードを用いるべきではない」と主張。さらに「観艦式は14世紀に英国で始まったもので、後に海軍の一種の儀礼活動となった。最近では、中国海軍も多くの国の観艦式に参加している」と指摘している。

張氏によると、中国海軍が遼寧号や新型の原子力潜水艦などを観艦式で紹介するのは、中国海軍がより開かれた透明な姿であることを示すためだという。同氏は「世界の同業者に対して近距離で装備を見せるというのは、われわれは何も隠してはいないという意味だ。これはわれわれには敵意がなく、中国海軍は各国海軍と共に世界平和の安定を願っていることを示しているに過ぎない」と論じた。

また記事は、ジャパンタイムズの記事を引用し、シンガポールの南洋理工大学の軍事専門家である高瑞連(ガオ・ルイリエン)氏が、米国など一部の国は、「複雑な感情」で中国の今年の観艦式を見ているだろうとの見方を示したと紹介。同氏は「強大になった中国海軍は、より強大で自信のある中国を示している。地政学の観点からすると、強大になった中国海軍が、(他国の)心配を引き起こすことは避けられない」と語った。

しかし、香港・嶺南大学アジア太平洋研究センターの張宝輝(ジャン・バオホイ)氏は、中国がこうした活動を行うのは、大国の願望と関係があると分析。同氏は「これは、中国がすべての国と地域が参加する重要なイベントを開催する能力があることを示すもので、中国の名声を高めたいということだ。名声は大国にとって非常に重要だ」との見方を示した。(翻訳・編集/山中)

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2019年4月21日 17時20分
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