ブラックホール撮影成功で天文ツアーが新開拓分野に―中国

人民網日本語版    2019年4月23日(火) 14時50分

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このほど世界で初めてブラックホールの写真撮影に成功したことを受けて、天文学が話題を集めている。資料写真。

このほど世界で初めてブラックホールの写真撮影に成功したことを受けて、天文学が話題を集めている。ますます多くの観光客が空を眺めて星空の美しさを楽しむようになり、天文探索ツアーの人気が徐々に高まりをみせる。

携程旅遊網がまとめた統計によると、過去1年間に中国内外の天文関連のツアー商品の検索数・予約数が60%増加した。人気のある天文探索ツアー商品には、星空ウォッチング、天文台、天文博物館、オーロラ、アメリカ航空宇宙局(NASA)などをテーマにしたものがある。Lvmama.comの関連部門責任者は、「夏休みまでまだ2カ月以上ある。予約が多い天文学習ツアーは天文分野の科学技術館や観測台を中心にしたものだ」と話す。

星空ウォッチングは天文ツアーの重要なテーマだ。砂漠、草原、高原など星がよく見える観光エリアが、中国国内の天文探索ツアーで人気がある。

海外の天文ツアーにはさまざまな選択肢があり、NASA、星空ウォッチング、オーロラ、天文台などがあり、青少年の学習旅行や大人の観光旅行に適している。一部は今や中国人観光客の海外旅行の人気訪問スポットで、ニュージーランドのテカポ湖と善き羊飼いの教会、オーストラリアのエアーズロック、北欧のオーロラなどはどこも景色が非常に美しい。

中国観光研究院の戴斌(ダイ・ビン)院長は、「ブラックホールの撮影成功は天文学習ツアーにとってこれ以上ない宣伝になり、これまでそれほど人気のなかった天文ツアーが瞬く間に話題の中心になった。旅行によって視野を広げ、世界を探索する力を高めるのが、観光産業発展の重要なポイントだ。こうしたことを考えると、天文学習ツアーの発展の可能性はますます広がっているといえる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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