「外国製電化製品の墓」日本で韓国企業が躍進?韓国ネットが大喜び

Record China    2019年4月23日(火) 6時20分

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18日、韓国・毎日経済は「疾走するLGのOLEDテレビ…『外国製電子製品の墓』日本で突風」との見出しで、韓国LG電子の躍進の様子を報じた。資料写真。

2019年4月18日、韓国・毎日経済は「疾走するLGのOLEDテレビ…『外国製電子製品の墓』日本で突風」との見出しで、韓国LG電子の躍進の様子を報じた。

記事は「日本はこれまで豊富な家電メーカーと自国製品に対するプライドから、外国製の家電が定着しにくいと評価されてきたが、電子製品の名所と呼ばれる秋葉原にあるヨドバシカメラでは最近、有機発光ダイオード(OLED)などLG電子のTV14台(43~77インチ)が飾られた大きな展示スペースが訪れる買い物客の目を虜にしている」と伝えている。また、「グローバル市場でテレビ向け有機ELパネルを供給しているのはLGディスプレイのみであり、有機ELテレビ拡散の先頭に立つのがLG電子であることから、いたるところに『すべての有機EL(OLED)テレビはLGから始まる』というキャッチコピーが見られた」と説明している。売場のマネージャーは「昨年から顧客は画質・技術力に注目しており、LCDに比べて高価格であるにもかかわらず有機EL製品の問い合わせ件数が増えている。55インチ以上の製品の場合、昨年はLCDと有機ELテレビの販売比がおよそ8対2だったが、今年に入って7対3に変わったため、有機ELの展示スペースを増やしている」と話した。また、「日本のテレビ市場は国内ブランドが強力なため外国ブランドが定着しにくいが、2014年にLGスマートテレビが日本市場に登場して以降、韓国製品を認める雰囲気が生まれ、有機ELテレビになってからは韓国製品に対する偏見がさらに減った」と説明したという。

なおLG電子の日本へのテレビ出荷量は、2016年5万6000台、2017年7万3000台、2018年10万7000台と急増。これにより、2016年には9~10位だったLG電子の日本出荷量は、日立などを抜いて8位に躍り出ており、特に昨年の平均販売単価はLG電子が1155ドルで、ソニー(1233ドル)に続いて2位をマークするなど、プレミアム市場での影響力を高めているという。

記事は最後に、LG電子日本法人の関係者の「有機ELテレビを通じて、LG電子が日本で技術力の優れたプレミアムブランドとして認められている。有機ELテレビ効果はスタイラー、空気清浄機、洗濯機など他の家電のブランドイメージを高めるのに大きく役立っている」との話も伝えている。

これを受け、韓国のネット上では「LGテレビはいい」「ソニーの有機ELテレビを買ってもLGの利益になる。だってパネルが100%LGのだから」「日本で韓国製テレビの関心が高まったのは本当に意味あること」「日本人が韓国製家電にハマって他社製品が使えなくなりますように」「日本で躍進してるとはうれしいね」「ディスプレイの最強者」など喜びの声が相次ぎ、LGのライバルとも言えるサムスンを挙げて「家電はサムスンよりLG。これは確か」「スマホを除いてはLGが最高」との声が上がっている。

そんな中、あるユーザーからは「でも(テレビをつくる)核心的な部品は日本製っていう…」との指摘も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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