「売ってやろう」と木を切ったら、高速鉄道28本が遅延する大騒動に!―中国

配信日時:2019年4月19日(金) 16時50分
「売ってやろう」と木を切ったら、高速鉄道28本が遅延する大騒動に!―中国
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中国メディア・環球網の18日の報道によると、中国湖北省で高速鉄道の沿線に生えていた木を切り倒し、列車28本の運行を妨げた男に7日間の行政拘留処分が科された。写真は高速鉄道。
中国メディア・環球網の18日の報道によると、中国湖北省で高速鉄道の沿線に生えていた木を切り倒し、列車28本の運行を妨げた男に7日間の行政拘留処分が科された。

11日午後5時14分、長沙南駅を出発して南京南駅へと向かっていた高速鉄道G580便が、咸寧北駅を出発して2分後に武漢鉄道安全局の指示を受けて緊急停止した。当時、列車は加速を始めた直後で、車内には1000人近い乗客がいた。

「咸寧―烏龍泉の区間で架線が停電している」という報告を受けて列車専属の機械工が調べたところ、前方に倒れている木が架線と接触していることが分かった。鉄道部門はすぐに作業員を現場に派遣して、同6時39分に木は撤去されたが、深セン北駅―西安北駅を結ぶG826便と深セン北駅―宜昌東駅を結ぶG1032便が停車するなど、28本の列車に遅延が発生した。架線と接触していたのは鉄道の高架沿いの大きなキリの木で、根元におのでたたき切った跡があった。

警察は沿線の監視カメラの映像から、近くの村に住む李軍(リー・ジュン)容疑者を特定。トラック運転手だという李容疑者は取り調べに対し「たまたま荒野に木々が生い茂っているのを見て、切り倒して売ることを思い付いた。早速のこぎりで切り始めたが、思いもよらず木が線路の方へ倒れてしまったため大ごとになったと思い、車で逃げ去った」と話しているという。李容疑者には「中華人民共和国治安管理処罰法」に基づき鉄道警察から7日間の行政拘留処分が科された。

この件に対して武漢旅客路線部副代表の冉尚新(ラン・シャンシン)氏は、「時速350キロメートルで走る列車にとっては、小さな木の枝でさえ脱線転覆の原因になりかねない」とした。

また警察も「列車の安全な運行と人々の命を守るため、沿線に住む人々も常日頃から安全意識を持ってほしい。例えば建物を建設、改修する場合、また地面に穴を掘ったり植物を植えたりする場合にも、関係する鉄道部門に問い合わせ、列車の安全に影響がないように行うように」と呼び掛けた。(翻訳・編集/岩谷)
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