韓国でスモッグが報じられると人々はこんな行動をする―中国メディア

Record China    2019年4月19日(金) 23時30分

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中国メディア・環球網は19日、「『スモッグ報道』が増えると、韓国人は服を洗い、入浴し、花屋に行く?」と題する記事を掲載した。写真はソウル。

中国メディア・環球網は19日、「『スモッグ報道』が増えると、韓国人は服を洗い、入浴し、花屋に行く?」と題する記事を掲載した。

記事は、韓国のハナ金融経営研究所が17日に発表したレポート「粒子状物質(PM)が消費形態に及ぼす変化」の中から、「韓国人の消費スタイルはスモッグの影響を受けるが、それは空気中のPM2.5の濃度が原因というより、スモッグを報じるメディアからの影響が大きい」という調査結果を紹介。「メディアがスモッグのニュースを多く流すとき、韓国人の取る行動は、服を洗う、シャワーを浴びる、花屋に行く、耳鼻科に行くことだ」とした。

韓国・中央日報が18日に伝えたところによると、スモッグに関する報道が増えるとレジャー施設や遊園地、自動車修理店などの売り上げは急激に減少するのに対し、クリーニング店、花屋、スパの売り上げは大幅に伸びる。クリーニング店、花屋、スパの売り上げの上昇率はそれぞれ40%、19%、12%になるという。

また記事によると、スモッグの報道が増えると人々は外出を控えるため、病院の収入も減少する傾向にある。一方で、耳鼻科(8%)や小児科(3%)、歯科(3%)といった、呼吸や口に関する診療科の収入は増えることも分かった。

韓国人の消費スタイルがスモッグの報道の影響を受ける理由について、ハナ金融経営研究所の鄭熏(チョン・フン)研究員は「多くの韓国人はメディアを通してスモッグに関連する情報を受け取る。そのため実際の汚染の濃度よりもメディアの報道に左右されやすい」とした。(翻訳・編集/岩谷)

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