米ステルス爆撃機B-2は撃墜不可能?発見さえすればJ-6でも倒せる―中国軍事作家

Record China    2019年4月21日(日) 23時30分

拡大

18日、米華字メディア・多維新聞は米国のB-2ステルス戦闘機について「発見さえできれば、すでに退役した古いJ-6戦闘機でも撃墜できる」とする文章を掲載した。資料写真。

2019年4月18日、米華字メディア・多維新聞は米国のB-2ステルス戦闘機について「発見さえできれば、すでに退役した古いJ-6戦闘機でも撃墜できる」とする文章を掲載した。文章の著者は中国の軍事作家「科羅廖夫」氏。

文章は「理論上、高度なステルス能力を持つB-2戦略爆撃機はほぼ撃墜が不可能である。現在理論上でB-2Aを撃墜できる可能性を持っているのはロシアと中国だけだ」とした。

そのうえで、「B-2Aを撃墜するためには機体を発見する必要があるが、これが最大の難題である」とし、同機の総合的なステルス能力が、体積と重量のはるかに小さいF-22AやF-35シリーズステルス戦闘機をしのぐと説明している。

また、「B-2戦闘機は体積が大きく、機動性に欠ける一方で、その機体は非常に滑らかなうえ、垂直尾翼などの構造がないため、ミリ波レーダーによる探測効果は非常に限定的である」と指摘。さらに、「赤外線、可視光、騒音といった面でも優れたステルス性を持っているため、発見が難しいのだ」と解説した。

一方で、「レーダーでの発見が難しいのなら、高解像度の衛星を使って見つければいいという人がいる」とし、「複数の衛星を動員して宇宙からB-2戦闘機を追跡し、リアルタイムの軌跡を地上の管制に伝送し、迎撃速度の速い戦闘機と飛ばせば撃墜可能だ」とのプランを示した。

さらに、B-2戦闘機はミリ波や赤外線の誘導による空対空ミサイルには「免疫」を持っていることから、機関砲による爆撃が有効であると説明。「B-2の機動性は極めて劣っていることから、姿を見せてしまえば格好の標的になる」とし、「1950~80年代に主に活躍したJ-6戦闘機ですらB-2を撃墜する確率が高い」と論じている。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携