13歳でバクチ中毒、借金まみれ―海南省万寧市

Record China    2007年4月4日(水) 19時28分

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息子が13歳にして賭博にのめり込み、高利貸から多額の金を借りたため、連日、借金取りに怒鳴り込まれ、途方にくれる蔡さん一家。

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海南省万寧市の蔡(ツァイ)さんの家は今とんでもない状況に陥っている。息子が賭博にはまって、高利貸から多額の金を借り、連日自宅へ借金取りが怒鳴り込んでくるからだ。どこにでもある話、でないのは、この息子が13歳の中学生だからだ。

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2年前、ふとしたきっかけで賭場に出入りするようになる。最初は面白半分で小遣い程度の金を賭け、勝ち負けを楽しんでいたが、コツを覚えてくると大勝ちしたくなるのがバクチ打ちの性。もっと元手が必要、と思い始めたところへ、タイミングよく魔の手が忍び寄る。高利貸しの登場だ。3回の借金で3500元(約52500円)の現金を手にしたが、高利貸しの借用証には5600元(約84000円)と書かれていた。そして、借りた金さえあっという間にすってしまったのはいうまでもない。

連日借金取りが押し寄せるため、家族は夜も寝られない。そこで思い切って警察に相談することにした。地元の警察は事態を重く受け止め、未成年を誘惑して金を貸した業者の追跡を始めた。また無知ゆえに被害に遭ったこの事件を教訓に、学校現場での教育啓蒙活動を強めていくという。(翻訳編集・WF)

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