<中国海軍創設70周年>海軍の実戦訓練は遠洋へ拡大

人民網日本語版    2019年4月19日(金) 10時20分

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今年初め、中国海軍の「合肥」「運城」「長白山」「洪湖」からなる遠洋訓練艦隊が南中国海や西太平洋で遠洋合同訓練を首尾良く完了し、湛江軍港へ戻った。

今年初め、中国海軍の「合肥」「運城」「長白山」「洪湖」からなる遠洋訓練艦隊が南中国海や西太平洋で遠洋合同訓練を首尾良く完了し、湛江軍港へ戻った。34日間、1万カイリの航海だった。新華社が伝えた。

過去70年間、とりわけ第18回党大会以降、中国海軍は戦力という唯一の根本的基準を堅固に確立し、遠洋実戦対抗訓練を深化し、海上の抑止力と実戦能力を全面的に高めた。

東中国海、南中国海から太平洋へ、空中、海上から海中へ、海軍艦隊と航空兵は列島線を突破し、潜水艦・軍用機の攻防対抗、対空・対潜、航空兵の遠距離突撃、海空合同火力攻撃といった一連の実戦演習を繰り広げ、実戦訓練を遠洋へと拡大し続けている。

昨年、中国海軍は遠洋実戦訓練を10回余り実施。訓練の難度と強度も高め続けた。昨年4月20日、曙光の微かに差す西太平洋某海域で、艦載戦闘機「殲15」数機が空母「遼寧」から青空へと飛び立った。「遼寧」と護衛駆逐艦数隻からなる空母艦隊は「青側」のミサイル駆逐艦「済南」「長春」と総合攻防対抗演習を実施した。これは中国海軍空母艦隊の遠洋艦艇・軍用機の兵力合同運用の深い拡大・発展の始まりを示すものとなった。

近年、海軍は遠洋実戦訓練の「ブランド化」推進に力を入れている。「機動」シリーズの実戦対抗演習は中国海軍の組織する海区と艦隊を跨ぐ対抗演習だ。訓練は参加艦隊の出航から始まり、同時に航路近くの海軍航空兵と機動地対艦ミサイルや監視通信部隊など陸上兵力と実戦対抗を行い、様々な国際海域で、水上艦、潜水艦、航空兵などの部隊と一連の複雑な戦場環境下の実戦対抗訓練を行う。

中国海軍は「海外進出」の歩みも加速し、合同演習、アデン湾での護衛、在外中国人の退避、遠洋航行訪問などの活動の「実質の価値」を高め続け、開かれた、自信ある、平和的な大国海軍のイメージを示してきた。(編集NA)

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